2023年12月29日

ITベンチャー企業に入社してぶち当たる壁

あなたは、中途採用でITベンチャー企業に入社することを検討していますか?

ITベンチャー企業に入社することのメリットとデメリットを知りたいと思っている人も多いでしょう。この記事では、ITベンチャー企業に入社するときに直面する主な課題と、それらを乗り越えるためのヒントを紹介します。あなたのキャリア選択や転職準備に役立つ記事です。ぜひ、読んで自身の心構えや考え方を変えていきましょう。

ITベンチャー企業の魅力とは

ITベンチャー企業とは、ご存知のとおりですが、情報技術(IT)を活用して、革新的なサービスや製品を開発・提供する企業のことです。ITベンチャー企業で働くことの魅力は、以下のような点があります。

  • 革新的な環境
    ITベンチャー企業では、最新の技術やトレンドに対応するために、常に新しいアイデアやソリューションを生み出しています。ITベンチャー企業で働くことで、あなたは、人々の生活や社会に変革をもたらすようなプロジェクトに関わることができます。 例えば、株式会社AliveCastでは、日本の少子高齢化による買い物弱者支援や、飲食店・食堂の人材不足を支援するアプリを提供しています。現在多くの企業より肯定的な評価をたくさんもらっています。
  • キャリアアップの機会
    ITベンチャー企業では、技術革新の最前線で働くことにより、あなたのスキルや経験を高めることができます。ITベンチャー企業では、一般的に、社員の自主性や責任感が重視されます。あなたは、自分の得意分野や興味のある分野に積極的に挑戦することができるのです。また、ITベンチャー企業では、成果や貢献に応じて、昇進や昇給の機会がありますが、逆を言えば、成果や貢献が無ければ機会が少なくなるとも言えるのです。

中途採用者が直面する主な課題

職場で30代男性が悩んでいる顔のアップ

ITベンチャー企業に入社することは、魅力的なことですが、同時に、様々な課題に直面することもあります。中途採用者がITベンチャー企業に入社するときに感じる可能性のある主な課題は、以下のようなものです。いずれも克服するには時間や努力が必要となり、焦りは禁物です。

文化の適応

ITベンチャー企業の企業文化や価値観は、一般的な企業とは異なる場合があります。ITベンチャー企業では、創造性や革新性、チームワークやオープンマインドなどが重視されます。よって、中途採用者は、既存の社員とのコミュニケーションや企業文化への適応に苦労することがあります。

AliveCastの例では、社員の多様性や個性を尊重し、自分の意見やアイデアを積極的に発信し主体的に行動することを奨励しています。

高速な業務ペース

ITベンチャー企業では、市場やユーザーのニーズに素早く対応するために、高速な作業環境とプレッシャーがあります。ITベンチャー企業では、短期間で多くのタスクやプロジェクトをこなすことが求められます。また、予期せぬトラブルや変更にも柔軟に対応することが必要です。

中途採用者は、ITベンチャー企業の業務ペースや目標設定に対応するのにストレスや不安を感じることがあります。

AliveCastの例では、毎日のミーティングで、各チームの進捗や課題を共有し、優先順位やスケジュールを調整しています。加えて、ポモドーロテクニックや、集中ワークショップなどで、高速に業務を終える工夫をしてます。

多様なスキル要求

ITベンチャー企業では、幅広いスキルセットや柔軟な思考が求められます。ITベンチャー企業では、自分の専門分野だけでなく、他の分野にも関心を持ち、知識を深めることが必要です。また、ITベンチャー企業では、常に新しい技術やトレンドに対応するために、自己学習やスキルアップを続けることが必要です。中途採用者は、ITベンチャー企業のスキル要求に応えるのに困難を感じることがあります。

AliveCastの例では、社員に対して、AIを積極的に使うのを奨励し、Webなどの最新の技術に関する勉強会を提供しています。加えて、詳細な体調管理の方法や、仕事をこなす思考スキルを教育したりしています。

これらの課題を乗り越えるためのヒント

職場で上司からアドバイスを受け、希望を持つ30代男性

ITベンチャー企業に入社することは、魅力的なことですが、同時に、様々な課題に直面することもあります。しかし、これらの課題は、乗り越えることができます。以下に、ITベンチャー企業に入社するときに役立つヒントを紹介します。

適応アプローチ

企業文化に溶け込むための具体的なアプローチを紹介します。ITベンチャー企業の企業文化や価値観に対する理解や共感を深めるためには、以下のようなことを行うと良いでしょう。

  • 既存の社員と積極的に交流する
    ITベンチャー企業の社員は、多様なバックグラウンドやスキルを持っています。彼らとコミュニケーションを取ることで、互いの考え方の理解が進み信頼を築くことができます。また、彼らから学ぶことや協力できることも多いということを気づくでしょう。 AliveCastの例では、社員同士の交流を促進するために、ランチを一緒に取ることや、キャンプのような定期的なイベントなどの機会を設けています。これらの機会を利用して、社員と話すことで、仕事だけでなく、趣味や家族などのプライベートな話題も共有できます。
  • フィードバックを求める
    ITベンチャー企業では、自分のパフォーマンスやスキルを向上させるために、フィードバックを求めることが重要です。フィードバックはなかなか相手からは言いづらいことになるので、時には自らフィードバックを求める(「フィードバックをお願いします」と相手に声掛けします)ことで、自分の強みや弱み、改善点や成長点を知ることができます。また、フィードバックを求めることで、自分の意見やアイデアを他の人に伝えることもできます。 AliveCastの例では、社員に対して、ミスをしたときに、原因と対策の発案と定期的な1on1からのフィードバックを受けることができます。

時間管理とストレスマネジメント

効率的な作業方法とストレス軽減のテクニックを紹介します。ITベンチャー企業の業務ペースや目標設定に対応するためには、以下のようなことを行うと良いでしょう。

  • 業務における優先順位を決める
    ITベンチャー企業では、短期間で多くのタスクやプロジェクトをこなすことが求められます。しかし、すべてのタスクやプロジェクトが同じ重要度や緊急度を持っているわけではありません。自分の業務において、どのタスクやプロジェクトが最も重要で、最も早く行うべきかを判断することが必要です。
    重要・重要でないを縦軸、緊急・緊急でないを横軸に示し、仕事の優先度を考えていくマトリックス
    AliveCastでは、社員に対して、有名なアイゼンハワーのマトリックスというツールを使って、タスクやプロジェクトの優先順位を決めることを推奨しています。アイゼンハワーのマトリックスとは、タスクやプロジェクトを重要度と緊急度の2軸で分類する方法です。これにより、自分の業務において、最優先すべきものや後回しにできるものを明確にすることができます。もちろん、不安があれば、上司と相談を積極的にやりましょう。
  • 業務における計画を立てる
    ITベンチャー企業では、予期せぬトラブルや変更にも柔軟に対応することが必要です。しかし、それだけでは、業務の効率や品質が低下する可能性があります。自分の業務において、目標や期限、スケジュール(手順)、リソースなどを明確にすることが必要です。AliveCastでは、社員に対して、スマートというツールを使って、業務の計画を立てることを推奨しています。スマートとは、目標を具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Achievable)、関連性の高い(Relevant)、期限のある(Time-bound)ものにする方法です。これにより、自分の業務において、何をどのように行うかを明確にすることができます。
  • ストレスを感じたときの対処法やリラックス法を実践する
    ITベンチャー企業では、高速な作業環境とプレッシャーがあります。これにより、ストレスを感じることがあります。ストレスは、適度な量であれば、パフォーマンスやモチベーションを高める効果がありますが、過度な量であれば、パフォーマンスやモチベーションを低下させるだけでなく、健康や精神にも悪影響を及ぼす可能性があります。

今までの経験から、仕事上のストレスの大きな原因に対する対策は、主に3つあります。

  1. 主体的に働く
    ITベンチャー企業は、転職前の企業と大きく異なり、人から指示をされて働くというより、むしろ自分で課題を見つけて働く必要があります。人から指示されて仕事をすると、ストレスが大きくなることは、ご存知ですか? 自分で考えて自ら行動したもの(例えば趣味など)は、ストレスがあまりありません。 よって、周りの社員がやっているように、間違いを恐れず自分で考え、主体的に動いていくことが大きくストレスを抑えることができます。
  2. 雑談等を積極的にする
    海外とは大きく違う日本人の一番のストレスは人間関係です。この人間関係は、コミュニケーションで仕事の連絡だけをすることで起こります。相手の変化(髪型、表情など)があれば、質問をして積極的に自らコミュニケーションを取りましょう。雑談は仕事の潤滑油と思い、相手から話しかけられるのを待つのではなく、自ら行うことできっとストレスを感じにくくなると思います。
  3. マインドフルネスをする
    マインドフルネスとは、その瞬間に完全に注目し、現在起こっていることに意識を向ける実践のことを指します。これには、判断を下さずに感情、思考、身体の感覚を観察することです。マインドフルネスは、ストレスを軽減し、集中力を高め、感情的な反応をコントロールするのに役立つとされており、瞑想やヨガなどの実践を通じて行われることが多いです。もちろん、AliveCastでも、毎日全員時間をとってやっています。

ストレスの原因や症状を認識する。ストレスを感じる原因や症状は、人によって異なります。自分がストレスを感じる原因や症状を知る(ストレスが増えたときにメモをして、後で俯瞰するのがおススメ)ことで、自分の状態を客観的に把握し、自分なりの対策も必要です。

株式会社AliveCastのサポートシステム

2人の社員から社内でサポート受け希望を感じることができている男性社員

ITベンチャー企業に入社することは、とても魅力的なことですが、同時に、前述のような課題に直面することもあります。しかし、心配することはありません。AliveCastでは、中途採用者に対して、充実したサポートシステムを提供しています。以下に、サポートシステムについての紹介をします。

社内のサポート体制

AliveCastでは、新入社員のサポート体制やメンタリングプログラムを整備しています。これらのサポート体制は、中途採用者に対しても適用されます。具体的には、以下のようなサポート体制があります。

  • オリエンテーション: 入社後、最初の1週間
    会社の概要や組織構造、業務内容やルールなどを学ぶことができます。加えて、ストレス低減のための睡眠時間のコントロール方法、認知バイアス対処方法や、頭を効率的に動かすための腸活など、仕事をする上での体調コントロールを学べます。
  • メンター制度: 入社後、最初の2ヶ月間
    業務になれてもらうために、メンター制度として、自分の専門分野や経験に応じて、先輩社員の中からメンターが割り当てられます。メンターは、自分の業務やキャリアに関する相談やアドバイスをしてくれます。また、メンターは、自分の業務の進捗や課題、フィードバックなどを定期的に確認してくれます。メンター制度を通して、AliveCastの業務やスキル、目標や評価などを学ぶことができます。
  • チームワーク: 入社後、3ヶ月~6ヶ月間
    チームワークとして、自分の所属するチームやプロジェクトに積極的に参加することができます。チームワークを通して、AliveCastのコミュニケーションや協調、問題解決などを学ぶことができます。
  • 個別能力開発:入社後、3ヶ月~6ヶ月間
    個人で実践する課題が与えられます。この課題は、自ら考える能力を伸ばすためにあるもので、6ヵ月後にプレゼンテーションにて発表し、自分の強みや弱みを把握し、今後のサポート方法の構築に役立たせます。

これらのサポート体制は、中途採用者がAliveCastにスムーズに適応し、成長するためのものです。もちろん、サポート体制は、入社後の6ヶ月間だけでなく、その後も継続されます。AliveCastでは、社員のサポートや成長を常に重視しています。

キャリア開発の機会

AliveCastでは、中途採用者に対して、豊富なキャリア開発の機会を提供しています。これらのキャリア開発の機会は、中途採用者が[株式会社AliveCast]で自分のキャリアを築くためのものです。具体的には、以下のようなキャリア開発の機会があります。

  • トレーニング
    AliveCastでは、社員に対して、様々なトレーニングを提供しています。トレーニングは、自分のスキルや知識を向上させるためのものです。トレーニングには、以下のような種類があります。
    • 技術トレーニング
      AIやビッグデータ、クラウドなどの最新の技術に関する知識やスキルを毎朝30分程度の勉強会で学ぶことができます。技術トレーニングは、社員の対面プレゼンテーションの形式で提供されます。技術トレーニングを受けることで、自分の専門分野や興味のある分野に関する最新の情報やトレンドをキャッチアップすることができます。
    • ビジネストレーニング
      マーケティングや営業、経営などのビジネスに関する知識やスキルを学ぶことができます。ビジネストレーニングは、実際の商談同行や、社長の対面プレゼンテーション形式で提供されます。ビジネストレーニングを受けることで、自分の業務やプロジェクトに関する戦略や分析、交渉などの能力を高めることができます。
    • 対人トレーニング
      コミュニケーションやリーダーシップ、マネジメントなどの対人に関する知識やスキルを学ぶことができます。対人トレーニングは、社員の対面プレゼンテーションの形式で提供されます。
  • キャリアアップ
    AliveCastでは、社員に対して、様々なキャリアアップの機会を提供しています。キャリアアップは、自分のキャリアを発展させるためのものです。キャリアアップには、以下のような種類があります。
    • 昇進
      昇進では、自分の役割や責任を拡大することができます。昇進は、自分の成果や貢献に応じて、1年ごとに評価や報酬の見直しを行っています。昇進をすることで、自分のキャリアの幅や深さを広げることができます。
    • ジョブチェンジ
      自分の興味や適性に応じて、異なる部署やプロジェクトに挑戦することができます。ジョブチェンジは、自分のキャリアの多様性や柔軟性を高めるためのものです。ジョブチェンジをすることで、自分の経験や視野を広げることができます。
    • 研修
      研修では、自分の専門分野や興味のある分野に関する深い知識やスキルを学ぶことができます。研修は、研究機関や企業との連携によって提供されます。研修を受けることで、自分の専門性や専門家としての地位を高めることができます。

これらのキャリア開発の機会は、中途採用者がAliveCastで自分のキャリアを築くためのものです。AliveCastでは、社員のキャリア開発も重視しているのです。

まとめ

社内にて希望をもって微笑む30代男性社員

ITベンチャー企業に入社することは、多くの魅力と機会がありますが、同時に、様々な課題に直面することもあります。

しかし、AliveCastでは、中途採用者に対して、充実したサポートシステムとキャリア開発の機会を提供しています。これらのサポートシステムとキャリア開発の機会を活用することで、中途採用者は、AliveCastでスムーズに適応し、成長し、自分のキャリアを築くことができます。

もし、あなたが中途採用でITベンチャー企業に入社することを検討しているなら、ぜひあなたの選択肢としてAliveCastも検討してもらえるならば、うれしい思います。

せっかく仕事をするならば、ITベンチャー企業で、あなたの夢や目標も実現しましょう!

記事の執筆者について

中村 理

代表取締役

大手電機メーカーの商品企画を経て社内コンサルティングを経験、社内では企画の限界を感じて、ITベンチャーを創業し、経営をしている。
専門分野は、Webのマーケティングで大手企業のコンバージョンを20倍以上上げた実績を多く持つ。

強面なので、「多くの人から他人に厳しいだけ」と思われているのが悩み。
趣味はキャンプで30年以上のキャリアを持ち、九州のキャンプ場はほぼ制覇。ストレスがたまると冬にも行く時がある。
最近は、カラオケが上手になりたくて、ボイトレによく通っている。

座右の銘は、「目の前の大きな壁は大きな扉かもしれない」

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大手電機メーカーの商品企画を経て社内コンサルティングを経験、社内では企画の限界を感じて、ITベンチャーを創業し、経営をしている。
専門分野は、Webのマーケティングで大手企業のコンバージョンを20倍以上上げた実績を多く持つ。

強面なので、「多くの人から他人に厳しいだけ」と思われているのが悩み。
趣味はキャンプで30年以上のキャリアを持ち、九州のキャンプ場はほぼ制覇。ストレスがたまると冬にも行く時がある。
最近は、カラオケが上手になりたくて、ボイトレによく通っている。

座右の銘は、「目の前の大きな壁は大きな扉かもしれない」

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